AMイングリッシュメソッド(定義①~④)

はじめに:AMイングリッシュメソッドとは何か?


このページでは、

AMイングリッシュメソッドとは何か?
そして、なぜ「英語学習」ではなく「英語を使う力」を育てるメソッドなのか。

その考え方と設計思想をお伝えします。

「英語を勉強し続けているのに、使える気がしない…」
これまで、通訳ガイドや英語指導の現場で、
そんな違和感を抱えた方とたくさん出会ってきました。

AMイングリッシュメソッドは、テクニックや近道を教える前に、
「英語とどう向き合い、どう使い続けるのか?」
という考え方そのものを大切にしています。

具体的な学習法に入る前に、
まずはこのメソッドの「土台」となる考え方をご覧ください☆

① AMイングリッシュメソッドとは何か?

AMイングリッシュメソッドとは、

「英語は特別な人だけのものではない」

― そう感じたことがありながらも、
現実の前で立ち止まってしまった方のために生まれた、
「英語を使う力」を育てる学習メソッドです。


英語が最も苦手な科目だった一人の日本人が、留学経験なし・独学で英検1級および全国通訳案内士に合格し、さらに現場で英語を使い続ける中で磨き上げてきました。

このメソッドは、相澤 誠(Aizawa Makoto)自身の学習プロセスと、通訳ガイド・英語指導の現場での実務経験、さらにTESOLやNLPなどの学びを融合させながら、現在進行形で進化を続けています。多くの方からいただいた知見や助言にも支えられ、感謝とともに磨かれてきた考え方の集合体でもあります。


AMイングリッシュメソッドには、3つの大きな特徴があります。

① 留学や特別な環境を前提としないこと

② 現場で実際に使われ、検証され続けている表現だけを扱うこと

③ インプットとアウトプットを切り離さず、常に「使う前提」で学ぶこと


つまりAMイングリッシュメソッドは、
「英語を勉強する人」ではなく、
人生や仕事の中で「英語を使い続けられる人」になるために設計されています。



このメソッドに含まれる英語表現や学習のコツは、すべて私自身が通訳ガイドや英語指導の現場で実際に使い、相手の反応を確かめてきたものに限定しています。日本人が使いやすく、相手に伝わりやすい表現を中心に採用し、不自然さや違和感のあるものは、常に見直し改善を重ねています。


また、AMイングリッシュメソッドでは、インプットとアウトプットを切り離しません。
覚えるための英語ではなく、「誰に・どんな場面で・どう伝えるか」を常に想定し、使う前提で学びます。完璧さよりも誠実さを、流暢さよりも相手理解を重視する姿勢が、結果として実用的な英語力を育ててくれます。


そして、AMイングリッシュメソッドの根底にあるのが「ホスピタリティ」という考え方です。英語は自己表現のためだけの道具ではありません。相手を尊重し、安心感を与え、言葉の向こうにいる「人」と関係性を築くためのツールでもあります。


この意識を持つことで、英語は単なるスキルではなく、
仕事や人生の中で自然に機能する「実力」へと変わっていきます。


AMイングリッシュメソッドは、英語学習を「終わりのある勉強」から、「一生使い続けられる力づくり」へと進化させるための考え方と実践の集合体です。ご縁のある方々とともに育ち、磨かれ続けていく。「英語を使える力」に変えたいと願うすべての方に寄り添う、そんな「最強であり、生きたオンリーワンメソッド」でありたいと考えています。


そしてこのメソッドは、思いつきや経験談の寄せ集めではなく、再現性を持って「使える力」を育てるための体系として構築され、今もなお磨かれ続けています。

その理由こそが、次にお伝えする
「② なぜ、これはメソッドと呼べるのか?」という問いにつながっています。

② なぜ、これは「メソッド」と呼べるのか?

AMイングリッシュメソッドを、あえて「学習法」ではなく
「メソッド」と呼んでいるのは、再現性をもって
「英語を使える力」を育てるための体系として設計されているからです。

これは、単なる一時的な思いつきや経験談の寄せ集めではなく、
実践と検証を重ねながら磨かれ続けてきた「構造」を持つからこそ成り立っています。


私自身、英語が最も苦手な科目だった状態からスタートし、留学経験なし・独学で英検1級および全国通訳案内士に至るまでの過程そのものが、一つひとつの仮説を試し、検証してきたプロセスでした。


その過程で常に問い続けてきたのは、

「なぜ、これはうまくいったのか?」

「なぜ、これはうまくいかなかったのか?」

というシンプルな問いです。


一般論や感覚、根性論ではなく、どの順番で、何を、どの視点で積み重ねれば、英語は「使える力」になるのか。その構造を一つひとつ言語化し、整理し、再現可能な形に落とし込んできました。


AMイングリッシュメソッドでは、

・現在地の把握

・目標設定の考え方

・インプットとアウトプットの関係性

・現場で使うことを前提にした学習設計

 

これらは単独で存在するのではなく、一人ひとりの現在地から「使える力」に至るまでの道筋として、すべてが一つの流れとして連動するよう設計されています。ここに、AMイングリッシュメソッドの最大の特徴があります。


このメソッドは完成形ではありません。それは未完成だからではなく、現場・人・時代の変化に対応し続けることを前提に設計されているからです。通訳ガイドや英語指導の現場での実践、学習者の変化やつまずき、時代や環境の変化、テクノロジーの進化を踏まえながら、常に検証と改善を繰り返しています。



うまくいかなかった部分は見直し、効果があった部分は磨き直す。この「検証 → 改善 → 再構築」の循環そのものも、AMイングリッシュメソッドの一部です。だからこそ、これは「誰か一人の成功体験」ではなく、他の人にも応用可能な「メソッド」と呼ぶことができるのです。


AMイングリッシュメソッドは、英語学習を感覚や運任せにせず、努力がきちんと積み上がり、やがて「使える力」として現れてくる道筋を示します。


次にお伝えするのは、このメソッドがどんな考え方・価値観を土台にしているのか。
「③ どんな思想・価値観の上に成り立っているのか?」へと続きます。

③ どんな考え方・価値観を土台にしているのか?

AMイングリッシュメソッドは、
単なる英語テクニックや学習手順の集合ではありません。

その根底には、英語と人、そして学びに対する明確な考え方と
価値観があります。まず最も大切にしているのは、

「英語は人と人をつなぐための道具(ツール)」であるという考え方。


英語は、正しく話すことや流暢に話すこと自体が目的ではありません。相手に安心感を与え、意図や感情を共有し、信頼関係(ラポール)を築くための手段です。だからこそAMイングリッシュメソッドでは、文法の正確さや語彙量以上に、「相手をどう理解し、どう配慮し、どう伝えるか」を重視します。


この考え方の中心にあるのが、「ホスピタリティという価値観」です。それは、相手の立場・背景・感情を想像しながら言葉を選ぶ姿勢そのものです。


英語は自己表現のツールであると同時に、相手を尊重し、場を整え、安心してもらうためのツールでもあります。通訳ガイドや英語指導の現場で培ってきた経験から、「伝わる英語」とは、語学力だけでなく姿勢そのものだと現場で何度も実感してきました。


またAMイングリッシュメソッドでは、現実的(リアル)であることを非常に大切にしています。理想論や精神論には頼らず、「今の自分に何ができるのか?」「次に何を積み上げれば、確実に前に進めるのか?」という視点から学習を設計します。


例えば、完璧さよりも「使ってみる姿勢」を大切にします。不完全でも実際に使い、相手の反応を受け取りながら修正していく。そのプロセスこそが、結果として最も強い英語力を育てると考えています。


さらに、AMイングリッシュメソッドの土台には、「学びは一生続くプロセス」という価値観があります。英語学習を「合格」や「達成」で終わらせるのではなく、人生や仕事の中で「使いながら育て続けるもの」として捉えています。だからこそ、短期的な成果よりも、長く使い続けられる思考習慣と判断基準を重視します。


AMイングリッシュメソッドは、英語を「できるか・できないか」で分けるためのものではありません。
英語とどう向き合い、どう付き合い続けていくかを支えるためのメソッドです。


次にお伝えするのは、この価値観がなぜ「英語学習」ではなく「英語を使う力」という言葉につながっているのか。「④ なぜ『英語学習』ではなく『英語を使う力』なのか?」へと続きます。

④ なぜ「英語学習」ではなく「英語を使う力」なのか?

AMイングリッシュメソッドでは、
あえて「英語学習」という言葉ではなく、
「英語を使う力」という表現を選んでいます。

それは、このメソッドが目指しているものが、
英語を学ぶことそのものではないからです。目指しているのは、
「英語を人生や仕事の中で、使い続けられる状態」です。



多くの人が「英語学習」と聞いたときにまず思い浮かべるのは、例えば、

・単語やフレーズを覚える

・文法を理解する

・問題を解いて正解すること

かもしれません。


それらは確かに必要な要素で役立ちます。しかしそれらは、英語の「ゴール」ではありません。あくまで、英語を使うための「途中経過」に過ぎないのです。目的そのものではありません。



AMイングリッシュメソッドが目指しているのは、
英語を知っている人、勉強している人ではなく、
英語を使って、誰かと関わり、価値を生み出せる人です。


完璧な表現でなくてもいい。文法が多少崩れていてもいい。大切なのは、「正しさ」よりも「相手に届くかどうか」だからです。


アウトプットのためのインプット。

この「使う前提」で英語と向き合う姿勢こそが、英語を実力として育てていく鍵だと考えています。また、「英語学習」という言葉には、どこか「終わり」があるように感じる人も少なくありません。

試験に合格したら終わり。
目標を達成したら一区切り。

一方で、「英語を使う力」には終わりがありません。使えば使うほど、磨かれ、変化し、深まっていくものだからです。


覚えた表現は、すぐに

・誰に

・どんな場面で

・どう使うのか

を想定し、行動につなげていきます。


この小さな「使う経験」の積み重ねが、やがて、「英語が使える」という感覚と自信を育てていきます。AMイングリッシュメソッドが育てたいのは、流暢さや完璧さではありません。

必要なときに、必要な言葉を選び、相手に向かって差し出せる力。英語を通して、人と関わり、仕事をし、人生を広げていける力。それこそが、私が考える「英語を使う力」です。


次にお伝えするのは、このメソッドが他の英語学習法と何が違うのかについて。
「⑤ 他の英語学習法と何が違うのか?」へと続きます。

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全国通訳案内士  相澤 誠

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